アップニーク®ミニ点眼液について
後天性眼瞼下垂治療剤-アップニーク®ミニ-
アップニーク®ミニとは
2026年5月にSantenから「アップニーク®ミニ点眼液0.1%」(一般名:オキシメタゾリン塩酸塩)が発売されました。
この点眼液は日本で初めて後天性の眼瞼下垂を改善するための点眼薬です 。
まぶたを持ち上げる働きに関わる筋肉へ作用し、症状によっては手術以外の選択肢として検討できる治療です。
まぶたの下がり方が強い場合や、別の病気が関係している場合は、別の治療が適していることがあります。

眼瞼下垂とは
目を開ける仕組みは、まぶたを上げる筋肉である眼瞼挙筋(がんけんきょきん)が縮み、軟膏のような瞼板に伝わりまぶたが上がるように出来ています。
眼瞼下垂(がんけんかすい)とは眼瞼挙筋が弱く緩んだり、腱膜と瞼板の接合部分が外れたりして、上まぶたが開きにくくなる状態のことを言います。
眼瞼下垂の原因には大きく分けて、先天性(生まれつきの症状)と後天性(生まれた後で起こる症状)とがあります。
先天性のものよりも、目を過剰にこするなどの物理的な刺激が繰り返されることによって起こることが多いと言われています。
眼瞼下垂の症状
まぶたが重く開き辛いので疲れを感じたり、頭痛や肩こりや不眠など様々な症状の原因となっています。また片側の場合は左右のバランスが悪く見えることがあります。
黒目が9割程度出ているのが理想で、眼瞼下垂の場合は6割程度しか露出していません。
ただし加齢によってもまぶたはたるみ、眼瞼下垂と同様の症状を現すこともありますが、加齢か眼瞼下垂の区別は医師でないと難しいです。
まぶたを開けようとして額に力を入れるため「額のしわが増えた」、物理的刺激を与える頻度が高い「ハードコンタクトを長年使用している」、「目を強くこする癖がある」このような事例に当てはまる場合は、眼瞼下垂である可能性が高いです。
後天性眼瞼下垂の治療選択肢
後天性眼瞼下垂の治療は、原因や症状の程度、生活への影響、全身状態などによって異なります。 治療の選択肢には、以下のようなものがあります。
- 経過観察
- 手術治療
- 点眼治療
- 他の病気が疑われる場合の精査・治療
後天性眼瞼下垂に対して、医師の診察・適応判断のもとで点眼治療が検討される場合もあります。
「まぶたが下がっているから、この治療」と自己判断で決めるのではなく、原因を確認し、治療の適応を医師が判断することが大切です。
医師の診断によっては手術が適応な場合もあります。手術のご案内はコチラ
アップニークの作用機序
オキシメタゾリンは、眼瞼を挙上するミュラー筋の働きに関与する交感神経を刺激し、ミュラー筋を収縮させ上まぶたを挙上させる薬剤です。

アップニーク®ミニの特徴と効果の持続性
| 用法 | 1日1回 1滴点眼 ※1回使い切りタイプで防腐剤フリー |
|---|---|
| 即効性 | 点眼後、早い方で15分、多くの方が2時間以内に効果が現れます |
| 持続性 | 1回の点眼で8時間程度、効果が持続します |

アップニーク®ミニ治療費用
| 30本入(1箱)/1ヵ月分 | 5,000円(税込) |
|---|---|
| 10本/お試し用(初回のみ) | 1,000円(税込) |
※アップニーク®ミニの薬剤は自費となります。
診察・検査のうえで処方可否を判断します。あらかじめご了承ください。
